ACN今夏に複数名売却へ


ワールドクラスの選手もリスト入り

財政面には満足しているものの選手層に問題を抱えているACNは、今夏にレギュラーになりきれていない選手を複数名売却する考えを持っている。来季こそグラビアリーグ出場権を得るために主力を残したまま即戦力を補強したいところだが、そんな理想通りの展開とはいかなさそうだ

地元紙によると、現在ACNが売却を考えている選手は7名に上る。まず1番の目玉はFWネイマールだ。ネイマールはチャンピオンズリーグ出場を目標にしており、今夏に出場権を持つクラブへ移籍すると噂されている。ACNもすでに後釜の確保に動いており、ブラジルの天才と呼ばれているネイマールだが退団する可能性は十分に考えられる。

さらに期待されて加入しながら得点面で全くチームに貢献できなかったFWクリスティアーノ・ロナウド、ジエゴ・コスタの2人も売却リストに入っている。指揮官ラリ助はデルピエロの残留にのみこだわっているようで、期待を裏切った2人はチームに欠かせない存在というわけではない。

そして序盤戦は小金丸と激しいサイドバック争いを繰り広げた長友佑都、シーズンを通してスタメン起用されても実力を証明することのできなかったチャ・ドゥリ、ニッキの台頭により軽率なプレーの目立つぺぺのDF3枚もリストに入っている。

最後の1人は守備の要と成りえなかったチャ・ジョンフンだ。同メディアによるとラリ助監督はカルネジスとチェフは絶対残留させたいと考えているようで、ジョンフンのことは不要な選手と捉えている。今季のチャ・ジョンフンは乏しすぎる練習意欲でも注目を集めたが、3シーズン目でACNを去ることになるかもしれない。

ACNはワールドクラスの売却は仕方がないと考えており、今までに主力となってきた務めた選手の多くがクラブを去ることになるかもしれない。来季からはまた新たなスタートを切ることになるが、来季こそはリーグタイトルを確保できるチームを作れるか。