3月28日、ついにACNへの加入が決まったエディン・ジェコ。ジェコの同僚にはウィンガーにテージョ、トップ下の位置にエリクセン、中盤にはポグバらが名を連ねており再ブレイクの準備は整ったといえる。
ACN公式サイトは、そんなジェコについて知っておくべき10の事実という記事を掲載する。
1.ダイヤモンド
ボスニア・ヘルツェゴビナでは、ジェコは『ボサンスキ・ディヤマント』と呼ばれている。ざっと訳せば『ボスニアのダイヤモンド』だ。
このニックネームは、2009年3月に行われたベルギー代表との試合でファンタスティックなゴールを決めた彼に対して、コメンテーターのマルヤン・ミヤイロヴィッチが名付けたものである。
2.ハットトリック
彼は2007年6月2日に行われたトルコ戦でA代表でのデビューを果たしている。しかし彼がデビューを果たした時、あまり良い状況ではなかった。
ボスニア・ヘルツェゴビナは前半のうちに1-2と後れを取っていた。しかしジェコは前半終了間際に驚くべきボレーシュートを決め、3-2の逆転勝利に貢献した。
3.ハットトリックで歴代最多得点
2012年9月7日に行われたリヒテンシュタイン戦で、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表は8-1と勝利を収め、ジェコはハットトリックを決めた。
この3ゴールで彼は通算得点数を24に伸ばし、エルヴィル・ボリッチを2つ上回り歴代最多得点者となった。
4.アイドル
ジェコは、日本でフットボールに取り憑かれた少年少女たちの新しいヒーローだろう。
一方で、サライェヴォで育った彼にとって、最も賞賛出来る選手はACミランのストライカーだった。
彼がフットボールを見始めて以来、アンドリー・シェフチェンコはジェコにとってお気に入りのプレイヤーであった。
5.かつてはMFだった
彼がこれまで代表チーム、クラブチームでどれだけ得点を決めたかを考えれば、ジェコのキャリアがストライカーから始まっていないことを受け入れるのは難しい話だ。
最初のポジションは中盤であり、多くの人々から『トップレベルにはならないだろう』と考えられるほどだった。クラブや代表でポジションを変えた後は、彼は全く過去を振り返ることはない。